仏式/家族葬/北部斎場
家族葬のような、皆さまが顔見知りのご葬儀では、思い出コーナーに置かれたアルバムは思い出話が尽きず、ご好評のようです。
2011年12月、北部斎場での仏式、家族葬
平成23年12月、会葬者43名の葬儀・告別式に立会いました。
お伺いして依頼者にご挨拶するやいなや開口一番「喪中はがき、あれからすぐ出しました」とのこと。
「すでに年賀はがきを出した方も多い中、これから喪中はがきを出すべきか否か」とのお問い合わせをいただいたのは、ご葬儀の日を待つ年の瀬でした。
「ご葬儀は亡くなられたお父様がご高齢のため、ご家族ご親族のみで執り行いたいとのご希望でしたので、式場には通常の半分の50席ほどのイスが用意されました。
白、ピンク、黄色を基調にした生花祭壇は、ご喪家からの明るい雰囲気でとの御注文でしたが、ことのほか黒の額縁のようなバックに映えて生き生きしているように見えました。
その手前では、葬儀開始前から、ご親族同士三々五々集まっては柩を囲み話し込んでいるご様子に、故人様の生前の姿が偲ばれます。
葬儀社の担当者も「お知り合いの方々ばかりなので、多くの方に思い出の写真を見ていただくために思い出コーナーにはアルバムの写真をできるだけ多く集め、ごくシンプルに並べて置きました」と話しておりましたが、これが好評で、皆さんアルバムをめくりながらもお互いの思い出話が尽きないようでした。
ひ孫さん達のお花入れも手伝い、終始和やかにゆったりとした時間が流れ、家族葬でご高齢の方をお見送りするのにふさわしいご葬儀になったのではと思われます。
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