横浜市での直葬・火葬

  • 横浜市の火葬場は、公営の火葬場が4か所と民営の火葬場が1か所の合計5か所です。

横浜市での直葬・火葬

松本明子
葬儀相談員
松本明子(解説)

横浜市の公営火葬場は、北部斎場(緑区長津田町5125-1)、南部斎場(金沢区みず木町1番地)、戸塚斎場(戸塚区鳥が丘10番地)、久保山斎場(西区元久保山町3-1)の4か所です。
また、民営の火葬場として、西寺尾火葬場(神奈川区松見町2-418)があります。

公営の4か所の火葬場は、横浜市が運営していますので、費用は共通で、横浜市民の方が利用される場合は費用面や予約などが優遇されていますが、西寺尾火葬場は民営ですので、横浜市の方のご利用でも、特に優遇されることはなく、費用も公営の火葬場と異なります。

公営の戸塚斎場 火葬棟
公営の戸塚斎場 火葬棟

これらは火葬場だけでなく斎場も併設されています。ここを、通夜・葬儀告別式の斎場として利用する場合、待ち日数が生じることが多くなる場合がありますが、、直葬(火葬)だけで利用する場合は、それほど待つことはありません

横浜市の公営火葬場には霊安室がありません。火葬日までご自宅でご安置できる場合には問題はありませんが、自宅以外での安置を希望される場合には、火葬の日まで安置所にご安置する必要がありますので、葬儀社に搬送を依頼する際に、自宅以外で安置をしたいということを伝える必要があります。

直葬・火葬のみにする場合に気を付けるべきこと

直葬は、病院から安置所、火葬の予約が取れ次第、火葬という流れが多く、ゆっくりしたお別れの場はありません
お別れの場がないということで、直葬・火葬後に親族や知人等から、お線香をあげさせて欲しいと連絡があるかもしれません。後からの対応が大変だということもありますし、「最期の別れをしたいのは同じ」 と言われてしまうことも起こりえます。できれば、関係者に了解を得ておければ以後の感情的なしこりは回避できるかもしれません。

直葬は、通夜や葬儀告別式を行わないので、斎場費や祭壇などの費用がかかりません。ですので費用が最低限ですみますが、少し予算をのせてバリエーションを作り出すこともできます。火葬炉の前で僧侶等により、簡単に読経をあげてもらうことはできます。ご自宅に安置可能な場合に、自宅葬ほど大掛かりにではなく、お別れの場をつくることもあります。自社斎場を持っている葬儀社の中には、安置室などにてお別れの場を提供するプランを打ち出すところもでてきています。(ただ、葬祭扶助を受ける場合は、宗教的儀礼などは行えず、最低限の直葬ということになります)

最後に、直葬は宗教的儀式はともないませんので、菩提寺さんがある方で直葬をご希望の場合は、菩提寺さんにご相談したほうよいでしょう。というのも、お寺は、宗教儀式をとりおこなうのが葬儀と考えています。事前相談なしに、直葬後にお寺に納骨だけしにいって、拒否されたり、嫌な顔をされるということも起こりえますので。事情を説明して理解を得られるように相談されることは大事だと思います。

なお、横浜市内料金(火葬料12,000円)で利用できるのは、ご対象者が横浜市民であった場合です。お身内の方が横浜市民であっても、ご対象者が横浜市民でない場合には市外料金(火葬料50,000円)になります。

直葬(火葬のみ)のまとめ

  • 公営の4斎場を火葬のみで利用する場合、斎場を利用するときのような待機日数は生じません。
  • 病院から安置所、火葬と流れていくので、ゆっくりしたお別れの場がありません。
  • 横浜市の公営火葬場は安置ができません。
  • 斎場費が不要で、宗教的儀式もないので、費用が最低限ですみます。
  • 感情的しこりを残さないためにも、お別れをしたいであろう人への心配りは必要です。
  • 菩提寺さんがある方は、菩提寺さんに相談したほうがよいでしょう。

直葬・火葬の葬儀費用プランとサポート事例

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