横浜市での家族葬

  • 家族葬とは、主に家族・親族などのお身内を中心とした葬儀のかたちです。
  • 最近では希望者が多く専用の斎場なども増えてきました。
  • 後になって問題が起きないように、関係者の意向を確認し、調整したほうがいい場合もあります。

横浜市でも家族葬向けの斎場が増えている。

松本明子
葬儀相談員
松本明子(解説)

家族葬とは、遺族・親族を中心に、ごく身近な方のみで執り行う葬儀のかたちで、親しい間柄の方だけですので、ご会葬の方を気遣う必要もなく、ゆっくりと見送ることができるので、最近では家族葬を希望される方が増えています。

お身内のみでの葬儀なので人数も比較的少なく、そのため、規模の小さな斎場を利用することを望まれることから、家族葬に適した規模の斎場や、葬儀社の自社斎場などでは家族葬に特化した仕様の斎場も増えてきました。

家族葬に適した規模の南部斎場
家族葬に適した規模の式場が
ある南部斎場

横浜市の公営斎場である南部斎場(横浜市金沢区みず木町1番地)は、1階式場がイス50席、2階式場がイス70席で、家族葬で利用するにはちょうどいい規模の斎場かと思います。

また、公営の久保山霊堂(横浜市西区元久保町1番1号)には家族葬の規模に適した約40名収容の小式場があります。

小式場のある久保山霊堂
小式場がある公営の久保山霊堂

公営の北部斎場(横浜市緑区長津田町5125-1)の場合は、可動式の壁で仕切った状態でも100席程の規模ですので、家族葬で利用することは可能ですが、少し広く感じられるかもしれません。

葬儀社が保有する自社会館なども小規模な葬儀に合わせた規模のものが多く、自宅のような雰囲気を醸し出したりなど、設備や演出も家族葬に特化しているようなところもあります。

家族葬では担当者によって満足度が左右される。

葬儀社についても、家族葬に特化したサービスを提供する葬儀社が増えています。ホームページなどで「横浜市 家族葬」と検索しただけでも多くの葬儀社の情報が出てきますが、サービスや葬儀社の特徴、担当者の対応などはどの社でも同じということはありません。選択肢が多いほど、選ぶことが難しくなる場合があります。

小規模な葬儀では、一人の担当者が最初から最後までを担当することが多いので、その担当者に任せることができるかどうかということは、葬儀の満足度に大きく影響します。時間がある場合には、できれば担当者と直接会って話しを聞くなどをして、事前に確認をしておいた方が安心でしょう。

家族葬で気を付けるべきこと。

また、気心が知れたお身内だけでの葬儀ですので、ご喪家の気遣いなどが減少できる一方で、注意しなくてはならない点もあります。

ご友人や会社関係の方、ご近所の方などで、故人と深くかかわりがあった方などがいる場合、その方々も最期のお別れをしたいと思われるかもしれないという点です。最近では家族葬という葬儀のかたちも浸透してきていますので、「葬儀は近親者のみで執り行います」などのお知らせで理解していただける場合もありますが、ご葬儀に参列できなかった方から葬儀後に「自分も最期のお別れをしたかった」と言われ、家族葬にしたことを後悔したという方もいらっしゃいます。また、葬儀に行けなかった方達が、葬儀後の慌ただしい時期に個々にお線香をあげにご自宅へ来られることも考えられ、対応に追われてしまうということにもなりかねません。

また、親族の間でも「こんなやり方は許されない」と思われる方がいらっしゃる場合もありますので、家族葬にする場合には、誰を呼ぶのかを慎重に決めなければなりませんし、呼ばない人へも失礼のない気配りが必要になる場合もあります。

家族葬のまとめ

  • お身内の方だけでゆっくりと故人を見送ることができる葬儀です。
  • 家族葬の規模にあった斎場を選ぶとよりよいでしょう。
  • 公営の北部斎場は式場が広いため、家族葬で利用するには少し大きく感じるかもしれません。
  • 家族葬に特化した葬儀社が増えていますが、どの社に依頼しても同じではありません。担当者と合う・合わないなどは葬儀の満足度に大きく影響します。
  • 親族や故人の友人関係などへの調整が必要になる場合があります。

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