仏式/家族葬/久保山霊堂

ご家族のご要望で日程を最優先にして式場を選びました。火葬場も、久保山霊堂近くの久保山斎場ではご希望の日程に空きがなかったことから、横浜北部斎場を利用されました。

2006年11月、久保山霊堂での仏式、家族葬

久保山霊堂での葬儀会葬者12名ほどの家族葬の葬儀・告別式に立会いました。

故人は東京都世田谷区のご自宅で亡くなられましたが、元々横浜出身の方で菩提寺も横浜にあり、ご葬儀は横浜でしたいとのことでした。

「ご喪家のご要望で日程を延ばすことができず、式場をあちこち当たり菩提寺との日程調節をすると公営の式場はこちらしか空いていない状態でした。式場費は南部斎場、北部斎場、戸塚斎場などに比べると1時間単位なので少し高いが、比較的取りやすい式場です」とは葬儀社の担当者の弁です。火葬場は日程の関係で近くの久保山斎場ではなく横浜北部斎場になりました。

横浜市の火葬場は市外の方の受付が通夜の前日の4時以降からになり、火葬時間も朝早くか1番最後になってしまうので、予約を押さえるのが大変なようです。今回も葬儀開始時間が午前9時からでした。

会葬者に年配の方が多いので通夜が17時からになり、葬儀社の設営の時間を13時から取りましたが施行の時間を遅くすればそれだけ費用を抑えられます。

お亡くなりになられた後、ご高齢の方でしたので、少しでも長くご自宅に居させてあげたいという御家族の願いから、夜9時頃までご自宅に安置されたようです。その後葬儀社の安置所に一旦運ばれ、翌日の通夜当日式場に移されました。

花祭壇は白とピンクの色調をご希望になり、後は通常のセットコースでした。

小式場の3分の1を式場に、3分の2をお清め所、親族として使用しました。和室の式場ですが高齢者が多いので全員イス席になりました。お清め所の方は10~15名ほど入ります。

通夜の仮宿泊は別室の親族控室になる斎場が多いのですが、こちらはご遺体と一緒の部屋になり、「お祖母様と最後までご一緒に添い寝ができてよかった」とご喪家の方はしみじみおっしゃっていました。

担当者も「皆で良くしてあげたいとお祖母様に優しく、とても感じの良いご家族でした」と話していました。

●葬儀費用概略
葬祭費 101万4575円
式場費 7万5000円
料理 13万5532円
返礼品 5250円