仏式/一般葬(会社会長)/妙蓮寺斎場

 ご会葬者の多いご葬儀でしたが、ご依頼者のご要望は新横浜駅近くで交通の便が良く、ご会葬に来られた皆様がイスに腰掛けられるようにということでした。

2008年3月、妙蓮寺斎場での仏式、一般葬(会社会長)

妙蓮寺斎場での大型葬会葬者50名ほどの葬儀・告別式に立会いました。通夜は240名ほどでした。
依頼者からお電話いただいたのは8ヶ月ばかり前でした。当時はまだすぐのことではないが前もってご相談されたいとのことでした。
会葬者が多いので新横浜駅近くで交通の便が良いところ、テントではなく冷暖房の効いた室内(依頼時は夏でした)で会葬者がイスに腰掛けられるところを希望されましたので、センターの賛同社をご紹介し相談された結果、万が一の時は妙蓮寺斎場へと決められていました。
妙蓮寺第1斎場はエントランスホールが広いことと、交通の便が良いことが決め手になりました。
お亡くなりになってから、あいだの友引の通夜は菩提寺もご喪家もご遠慮したいとのことでご葬儀は6日後になりました。
故人は会社の会長職の方でしたが、ご遺族は社葬ではなく一般葬を希望されました。
通夜のお清めは一般会葬者用に洋間1,2を使用し、ご親族は法要室を使用しました。通夜に法要室を使用の場合は別途1日50,000円がプラスされます。
火葬後戻ってからの精進落しは30名以上いらっしゃいましたので法要室ではなく、洋間の方を使用しました。 
実は前日、通夜が始まり暫くして式の途中で、アクシデントが起きてしまいました。
供花が並んでいる上の屏風の端が突然傾き、前の供花にあたり、供花が前のめりの形に傾いてしまいました。式の途中でどうすることもできず、通夜の式が終るのを待って、直しましたがご喪家始めいらっしゃった方々に多大なご迷惑をお掛けしてしまいました。
また、供花を頂いた方がお身内にご不幸が続いた方と聞き、翌日葬儀社の担当者は事故を起こした祭壇製作者と一緒にお詫びに伺いました。
結果、担当者の迅速な対応にご喪家を始め、供花を頂いた方にもご了解頂き、無事にご葬儀を終えることができました。
どんなに素晴らしいご葬儀であっても、ほんの一瞬の出来事や気の緩みで全てが覆されるものだと実感し、改めて気持ちが引き締められました。ご葬儀はやり直しがきかないことを痛感させられた出来事になりました。

●葬儀費用概略
葬儀代金・車両費  153万1005円
式場費・火葬場諸経費 47万3600円
料理代 69万3095円
返礼品 24万1500円