仏式/家族葬/妙蓮寺斎場

 週末にご葬儀を行いたいということで、日程が最優先だったことから、費用は多少かかってもかまわないので、その時点で週末の予約ができた妙蓮寺斎場でのご葬儀となりました。

2007年1月、妙蓮寺斎場での仏式、家族葬

妙蓮寺斎場での葬儀依頼者は新横浜か東横線沿線で、駅近くの分かりやすい斎場を希望されましたので担当者は妙蓮寺斎場を提案いたしました。日程優先で週末に済ませたい、そのために費用は多少掛かっても構わないとのことでした。金曜日の明け方有料老人ホームでお亡くなりになりましたが、病院ではないので昼前にお迎えに伺い、葬儀社の霊安室に安置し、ご遺族の皆さんがいらっしゃったところで打合せに入ったようです。ご家族はその間家にいるように何時でも面会することができました。霊安室が冷凍室ではないということでご家族はホッとなさったようです。安置後は、土曜日通夜、日曜日葬儀・告別式の手順になりました。
  ご家族ご親族19名の内5名はひ孫の小さなお子さんでしたので第二斎場でも少し広すぎるようですが、日程優先のため構わないとのことでした。横浜市営の火葬場が週末塞がっていましたので、妙蓮寺斎場近くの民営の西寺尾(民営)火葬場を使うことになりました。菩提寺のご住職にも無理を言って日程を合わせてもらったようです。
  生花祭壇はピンク色を主体に棺を囲むような感じを希望されましたが、斎場間口が4間と広く、しかも両サイドの供花無しでしたので、担当者はこじんまりとならないように苦心したようです。
  開式前、幼児が多いのでぐずったり、バタバタ駆け回ったりと騒がしかったのですが、開式後のナレーターの声でピタッと止まり、幼いながらも事態を察したようです。
  お別れの儀では柩の故人に愛用の着物、草履、バッグ、羽織、ショール等を掛け、その上に曾孫さんが色紙で折った鶴を入れると、他の曾孫さんも我先に小さな手でお花を一生懸命入れ始めました。
  男性6名で柩を持ち上げる際、1人の女の子が泣きながら自分もやりたいといって手を添えるのを大人たちがサポートしていました。家族葬ならではの光景です。曾孫さん達はお婆様の死を小さい胸にそれぞれ受け止めているようでした。
  火葬場まではマイクロバスを使わず、自家用車とタクシー3台で向いました。
  戻って斎場2階の初七日法要の間にて初七日の法要と精進落しになります。

●葬儀費用概略
  葬儀代金・車両費  121万7580円
  式場費・火葬場諸経費・料理 70万2020円