「広告など情報が溢れて何を選択して良いかわからなかった」

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事前相談で想定していた斎場を利用しないという選択をする場合も少なからずあります。

例えば、斎場は、そのときになってみないと空き状況はわかりません。そうなると、当初希望していた斎場が何日も待たされるような場合もでてきて、それならば、日程を優先して違う斎場という選択肢もでてくることもありえるからです。

中でも、公営斎場は料金も安いというメリットがあるのですが、その分、利用者が多く、葬儀日まで待ち日数が多くなりがちというデメリットもあります。となると、先に書いたように、日程の都合で違う斎場という選択が出てくる場合があるわけです。もちろん、それに伴い、費用も変わってきます。

ただ、公営斎場を利用するのとあまり変わらないぐらいで自社式場を選択肢として提案できるところもあります。今回の事例がそうです。

ご相談者は当初、南部斎場をご希望でしたが、施行したのは港南台斎場でした。

施行してすぐにご相談者から「港南台で葬儀をさせていただきました。丁寧な対応をしていただき金額も適正価格だと思いました。家族葬で1日だけの葬儀でしたが斎場も丁度良い広さで良かったと思います。ご紹介いただき参考にさせていただいたおかげで大変助かりました。ありがとうございました。」とお礼のメールをいただきました。公営斎場を利用するよりも満足度も高かったかもしれません。

相談状況

ご相談者	次女。ご対象者はお母様で90代。
ご相談状況	お母様は介護施設にいて、認知症で本人の意志は確認できない状況です。年齢のことを考えての事前相談です。
ご要望	横浜市南部斎場で全て済ませたいというご希望。「たくさんある葬儀社からどこを選んで良いかわかりません。親族だけでこじんまりと行っていただけるところがあればと思います」。
葬儀社紹介	南部斎場を想定して、要望に合いそうな２社を紹介。見積もりも作成。
葬儀社決定	そのうち1社と面談をする。自社式場も説明してもらい、もしものときは依頼することになります。

この事例でのご葬儀までの流れ

時系列	経過ポイント	内容
182日前	初回コンタクト	ご相談フォームよりのご相談。
181日前	葬儀社の紹介見積もり提出	南部斎場を想定して2社より見積もりをとる。
22日前	葬儀社とのコンタクト 葬儀社決定	紹介葬儀社の事務所にて面談。自社式場の見学もする。依頼する方向になる。
ご逝去	ご逝去時点	介護施設にてご逝去。
同日	搬送 ご安置	介護施設からご自宅に搬送、ご安置。
	本見積もり書作成	本見積りが作成される。
4日後	ご葬儀	ご自宅から港南台斎場に移動して一日葬、南部斎場に移動して火葬。

施行内容

喪主	次女。ご相談者も次女でした。次女
規模/会葬者数	相談当初に想定された人数通りです。一日葬：家族親族・11名
宗教	菩提寺さんです。仏式・浄土宗
斎場	当初は公営の斎場をご希望でした。ただ、費用的にも同じぐらいで設備も家族葬向きで待機日数も少ない、紹介社の港南台斎場に決まりました。 港南台斎場
葬儀費用	菩提寺さんへのお布施を除き、葬儀にかかった総額です。約63万円